イギリスジンおすすめ12選|本場ロンドンドライジンの特徴と魅力を解説

イギリスおすすめ

イギリスジンは、世界中で親しまれているジンのスタンダードを築いた本場のジンです。特に「ロンドンドライジン」は現在のジンの基準ともいえる存在で、キレのある味わいと爽やかなボタニカルの香りが世界中のジンファンに愛されています。

「イギリスジンは普通のジンと何が違うの?」
「ロンドンドライジンとはどんなジン?」
「初心者におすすめのイギリスジンは?」

この記事では、お酒の専門店の視点から、イギリスジンの特徴や歴史、種類、選び方をわかりやすく解説するとともに、おすすめのイギリスジンを厳選して紹介します。

定番のロンドンドライジンから個性豊かなクラフトジンまで幅広く紹介していますので、初心者の方はもちろん、ジン好きの方も自分にぴったりの1本を見つける参考にしてください。

ジンの基礎から知りたい方はこちら

👉 ジンとは
👉 ジンの種類
👉 ジンの飲み方
👉 ジンおすすめランキング

イギリスジンとは?特徴と魅力

イギリスジンとは、世界中で親しまれているジンの中でも、特にスタンダードとされるスタイルを確立した本場のジンです。現在流通している多くのジンの基準となっているのが、イギリス発祥の「ロンドンドライジン」です。

ジンは穀物を原料としたスピリッツに、ジュニパーベリー(ネズの実)を中心としたボタニカルで香りづけした蒸留酒です。中でもイギリスジンは、雑味の少ないクリアな味わいと、爽やかな香りのバランスが特徴で、カクテルベースとして世界中で広く使われています。

最大の魅力は、その「使いやすさ」にあります。クセが少なく飲みやすいため、初心者でも扱いやすく、ジントニックやジンソーダなどのシンプルなカクテルでも美味しく楽しめます。また、ボタニカルの種類や配合によって香りや味わいが大きく変わるため、銘柄ごとの個性を楽しめるのもジンならではの魅力です。

さらに近年では、伝統的な製法を守りつつも、個性的なボタニカルを使ったクラフトジンが増えており、イギリスジンは再び注目を集めています。定番の味わいから個性的な一本まで幅広く選べるため、自分の好みに合ったジンを見つけやすいのも魅力のひとつです。

ジンの基本について詳しく知りたい方は
👉 ジンとは

イギリスジンの歴史

ウィンストン・チャーチル

現在ではイギリスが「ジンの本場」として知られていますが、ジンのルーツはイギリスではありません。

一般的に、現在のジンの原型とされる「ジュネヴァ」は17世紀のオランダで誕生したといわれています。このジュネヴァが1689年、オランダ出身のウィリアム3世がイギリス国王に即位したことをきっかけにイギリスへ伝わりました。

その後、イギリスでは蒸留技術の発展とともに改良が進められ、ジュニパーベリーの爽やかな香りとクリアな味わいを持つ「ロンドンドライジン」が誕生します。これが現在、世界中で親しまれているジンのスタンダードとなりました。

20世紀に入ると、ジンはカクテル文化の広がりとともに人気を高めます。特にイギリスの首相ウィンストン・チャーチルがエクストラ・ドライ・マティーニを愛飲していたことでも知られ、ジンは上流階級から一般家庭まで幅広く親しまれるようになりました。

このように、ジンはオランダで生まれ、イギリスで発展し、世界中へ広まった蒸留酒です。現在でもイギリスは数多くの名門蒸留所やクラフトジンブランドを擁し、「ジンの本場」として世界のジン文化をリードし続けています。

👉 オランダジンの記事はコチラ
👉 ドイツジンの記事はコチラ

イギリスジンが人気の理由

近年、イギリスジンは世界的に人気が高まり、再び注目を集めています。その背景には、いくつかの大きな理由があります。

まず一つ目は、クラフトジンの台頭です。2000年代以降、イギリスでは小規模な蒸留所が急増し、個性的なジンが次々と誕生しました。中でもロンドンのシップスミス蒸留所は、伝統的な銅製蒸留器を復活させたことで話題となり、クラフトジンブームの火付け役となりました。職人のこだわりが詰まったジンは、従来の大量生産品とは一線を画す味わいとして、多くの人々を魅了しています。

二つ目は、ウイスキー市場の影響です。イギリスはウイスキーの本場でもありますが、ウイスキーは長期熟成が必要なため、需要の増加に対して供給が追いつかない時期がありました。一方でジンは熟成が不要なため、比較的短期間で生産できるお酒です。この特徴から、ウイスキーの代替として注目され、ジン市場が大きく成長しました。

実際に2018年には、イギリス国内においてジン市場がウイスキー市場を上回る規模となり、その人気の高さを示しています。現在では蒸留所の数も増え続け、数百を超えるとも言われています。

三つ目は、カクテル文化との相性の良さです。ジンはジュニパーベリーをはじめとしたボタニカルの香りが特徴で、トニックウォーターやソーダで割るだけでも美味しく楽しめます。特にジントニックやマティーニといった定番カクテルは世界中で愛されており、バーはもちろん家庭でも気軽に楽しめるお酒として人気を集めています。

ジンの香りの決め手となるボタニカルについて詳しく知りたい方は
👉 ボタニカルの記事

自宅での楽しみ方を知りたい方はこちら
👉 家飲みジン

基本的な飲み方はこちら
👉 ジンの飲み方

このように人気を集めているイギリスジンですが、実は種類によって味わいや特徴が大きく異なります。

次の章では、代表的なイギリスジンの種類について詳しく解説していきます。

イギリスジンの種類

イギリスのジンは一見どれも同じように見えますが、実は種類によって味わいや香り、製法が大きく異なります。代表的な4つのスタイルを知っておくことで、自分に合ったジンを選びやすくなります。

ジン全体の種類について詳しく知りたい方は
👉 ジンの種類


ロンドンドライジン(ドライジン)

ドライ・ジン

ロンドンドライジンは、現在のジンの基準となる最もスタンダードなタイプです。ジュニパーベリーの香りを中心に、柑橘系やスパイスの爽やかな香りが特徴で、雑味が少なくクリアな味わいに仕上がっています。

甘味料を加えない製法が特徴で、キリッとしたドライな飲み口が魅力です。ジントニックやマティーニなど、さまざまなカクテルに使われるため、初心者にも最もおすすめしやすいタイプのジンです。

代表銘柄:タンカレー、ゴードン、ビーフィーター、ボンベイ・サファイア


オールドトムジン

オールドトムジンは、ロンドンドライジンよりも古い歴史を持つスタイルで、ほのかな甘みがあるのが特徴です。かつては蒸留技術が未熟だったため、雑味を和らげるために砂糖を加えたことが始まりとされています。

現在では、ドライジンに少量の糖分を加えて再現されており、まろやかで飲みやすい味わいになっています。甘みがあるため、カクテルにすると優しい口当たりになり、初心者にも飲みやすいタイプです。

代表銘柄:ヘイマンズ オールドトム、ジンクス オールドトム


プリマスジン

プリマスジンは、イングランド南西部のプリマスで造られる特定のジンで、地理的表示(GI)によって保護されている伝統的なスタイルです。ロンドンドライジンに比べてジュニパーの主張がやや穏やかで、全体的にまろやかでコクのある味わいが特徴です。

バランスの良い味わいから、ストレートやロックでも楽しみやすく、カクテルでは「ドライマティーニ」や「ギムレット」にもよく使われます。

代表銘柄:プリマスジン


コンパウンドジン(バスタブジン)

コンパウンドジンは、再蒸留を行わずにボタニカルを浸漬して香りづけする製法で造られるジンです。ボタニカルの風味がダイレクトに感じられるため、香りが強く個性的な味わいが特徴です。

「バスタブジン」と呼ばれることもあり、クラフトジンの中でも個性派として人気があります。香りをしっかり楽しみたい方や、ジンの違いを楽しみたい方におすすめです。

代表銘柄:バスタブジン

このようにイギリスジンは種類によって味わいや特徴が大きく異なります。

次の章では、自分に合ったジンを選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。

イギリスジンの選び方

イギリスジンは種類や銘柄が多く、初めての方はどれを選べばいいか迷いやすいお酒です。ここでは、自分に合ったジンを選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。

味わいで選ぶ

ジンは種類によって味の方向性が異なります。

・スッキリ・ドライ
→ ロンドンドライジン(タンカレー・ゴードンなど)

・やや甘くまろやか
→ オールドトムジン

・コク・バランス重視
→ プリマスジン

初心者は「ロンドンドライジン」から選ぶのがおすすめです。

香り(ボタニカル)で選ぶ

ボタニカル02

ジンの個性は「ボタニカル(香草・スパイス)」で決まります。

・王道(ジュニパー強め)
→ クラシックなジンらしい香り

・柑橘系(レモン・オレンジ)
→ 爽やかで飲みやすい

・スパイス・フローラル
→ 個性的で香りを楽しめる

ボタニカルについて詳しく知りたい方は
👉 ボタニカルの記事

初心者向けで選ぶ

初めてジンを選ぶなら、まずは定番銘柄がおすすめです。

・タンカレー
・ゴードン
・ビーフィーター

クセが少なく、トニックウォーターを使いジントニックで美味しく飲めるため失敗しにくいです。

飲み方はこちらの詳しい記事からご覧ください。
👉 ジンの飲み方

【比較】イギリスジンおすすめ一覧

銘柄タイプ特徴こんな人におすすめ価格
タンカレーロンドンドライジンキレのある王道の味わい定番のジンを飲みたい方約1,850円
ゴードンロンドンドライジンバランスが良く飲みやすい初めてジンを飲む方約1,600円
ビーフィーターロンドンドライジン柑橘の香りと爽やかな飲み口コスパ重視・家飲み約1,600円
ボンベイ・サファイアロンドンドライジン華やかな香りと上品な味わい香りを楽しみたい方約3,000円
シップスミスクラフトジンボタニカルが豊かで本格派クラフトジン好き約4,400円
ヘイマンズ オールドトムオールドトムジンやさしい甘みでまろやか甘みのあるジンが好きな方約3,800円
プリマス・ジンプリマスジンコクがありバランスが良いストレートでも楽しみたい方約3,500円
バスタブジンコンパウンドジンスパイスが香る個性的な味わい個性的なジンを探している方約6,000円

ここまで選び方を解説しましたが、実際にどのジンを選べばいいか迷う方も多いと思います。

そこで、代表的なイギリスジンを比較表にまとめました。

それぞれの特徴や飲み方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

迷ったらこの3本

🍸 初めての1本なら
ゴードン
クセが少なく、価格も手頃。ジントニックやジンソーダでも飲みやすく、初心者に最適です。

🍸 王道のジンなら
タンカレー
ジュニパーベリーの香りがしっかり感じられる、世界中で愛されるロンドンドライジンの定番です。

🍸 香りを楽しむなら
ボンベイ・サファイア
10種類のボタニカルが織りなす華やかな香りが魅力。ゆっくり香りを楽しみたい方におすすめです。

気になるジンが見つかった方は、次のおすすめ銘柄で詳しく紹介しています。

イギリスジンおすすめ12選

ここでは、イギリスを代表するジンの中から、味わい・人気・入手しやすさを基準に厳選したおすすめ銘柄をご紹介します。

初心者からジン好きまで楽しめるラインナップですので、ぜひ参考にしてください。

タンカレー ロンドン ドライ ジン 47.3度

タンカレー ロンドン ドライ ジン 47.3度


🍸 世界中で愛されるロンドンドライジンの定番

タンカレー ロンドン ドライジンは、1830年にチャールズ・タンカレーがロンドンで創業して以来、約200年にわたり世界中で愛され続けているロンドンドライジンです。レシピは現在も創業当時の考え方を受け継ぎ、ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカルート、リコリスのわずか4種類のボタニカルだけを使用。4回蒸留によって生み出されるクリアで力強い味わいと、ジュニパーを中心とした爽やかな香りは、ロンドンドライジンの代表格として世界中のバーテンダーから高い評価を受けています。

口に含むと、ジュニパーの豊かな香りとスパイシーなニュアンスが広がり、キレのあるドライな余韻が続きます。ジントニックではライムの爽やかさと見事に調和し、マティーニやネグローニなどのクラシックカクテルでも存在感を発揮します。初めてイギリスジンを飲む方はもちろん、本格的なロンドンドライジンを味わいたい方にもおすすめしたい王道の1本です。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:初心者・定番好き・本格的なジンを楽しみたい方
・飲み方:ジントニック・マティーニ・ネグローニ

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや淡麗

ゴードン ロンドン ドライジン 37.5度

ゴードン ロンドン ドライジン 37.5度


🍸 世界No.1の販売量を誇るロンドンドライジン

ゴードン ロンドン ドライジンは、1769年にアレクサンダー・ゴードンがロンドンで誕生させた、250年以上の歴史を持つロンドンドライジンです。ジュニパーベリーを中心に、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスの4種類のボタニカルを使用し、創業当時から受け継がれるレシピと3回蒸留によって、クリアでキレのある味わいに仕上げられています。現在では180か国以上で親しまれ、世界で最も販売されているロンドンドライジンのひとつとして知られています。

口に含むと、ジュニパーベリーの爽やかな香りと柑橘を思わせる風味が広がり、すっきりとしたドライな余韻が続きます。クセが少なく飲みやすいため、ジントニックやジンソーダはもちろん、さまざまなカクテルのベースとしても活躍します。手頃な価格で本格的なロンドンドライジンを楽しめることから、初心者の最初の1本としてもおすすめの定番ジンです。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:初心者・コスパ重視・定番のジンを楽しみたい方
・飲み方:ジントニック・ジンソーダ・ジンバック

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや淡麗

サントリー ビーフィーター ジン40度(ドライ・ジン)

ビーフィータージン


🍸 柑橘が香る世界を代表するロンドンドライジン

ビーフィーター ロンドンドライジンは、1820年創業のロンドン蒸留所の伝統を受け継ぐ、世界を代表するロンドンドライジンです。創業者ジェームズ・バローが築いたレシピをもとに、ジュニパーベリーを中心とした9種類のボタニカルを24時間じっくり浸漬してから蒸留することで、奥行きのある香りとクリアな味わいを生み出しています。現在でもすべてロンドンで蒸留されており、「本場ロンドンのジン」として世界中のバーテンダーから高い支持を集めています。

口に含むと、ジュニパーベリーの力強い香りに、レモンやセビルオレンジの爽やかな柑橘の風味が重なり、キレのあるドライな余韻が続きます。ジントニックでは爽快感が際立ち、ジンフィズやネグローニなどのクラシックカクテルにも最適です。クセが少なくバランスの良い味わいで、初心者から本格派まで幅広く楽しめる、ロンドンドライジンの定番といえる1本です。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:初心者・コスパ重視・本格的なロンドンドライジンを楽しみたい方
・飲み方:ジントニック・ジンフィズ・ネグローニ

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや淡麗

ボンベイ・サファイア(ドライ・ジン)

ボンベイ・サファイア


🍸 華やかな香りが広がるプレミアムロンドンドライジン

ボンベイ・サファイアは、世界中で高い人気を誇るプレミアムロンドンドライジンです。特徴は、ジュニパーベリーをはじめ、レモンピール、コリアンダー、アンジェリカルート、アーモンド、リコリスなど世界各地から厳選した10種類のボタニカルを使用していること。一般的な浸漬蒸留ではなく、「ベーパー・インフュージョン(蒸気抽出)」製法を採用することで、雑味の少ない繊細で華やかな香りを引き出しています。美しいブルーボトルもブランドを象徴するデザインとして親しまれています。

口に含むと、柑橘を思わせる爽やかな香りとジュニパーベリーの風味が調和し、なめらかで上品な味わいが広がります。後味はすっきりとしており、ジントニックでは華やかな香りが一層際立ちます。ギムレットやマティーニなどのクラシックカクテルにもよく合い、初心者からジン愛好家まで幅広く支持されている、イギリスを代表するプレミアムジンです。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:香りを楽しみたい方・初心者・プレミアムジンを味わいたい方
・飲み方:ジントニック・マティーニ・ギムレット

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー、レモンピール、コリアンダー、アンジェリカルート、アーモンド、リコリス等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや淡麗

シップスミス ロンドンドライジン

シップスミス ロンドンドライジン


🍸 クラフトジンブームを牽引した本格派ロンドンドライジン

シップスミス ロンドンドライジンは、2009年にロンドンで誕生したクラフトジンです。約200年ぶりにロンドンで銅製ポットスチルによる蒸留を復活させた蒸留所として知られ、現在のクラフトジンブームの火付け役ともいわれています。ジュニパーベリーを中心に、マケドニア産ジュニパーやスペイン産オレンジピール、レモンピール、コリアンダーなど10種類のボタニカルを使用し、小規模蒸留ならではの丁寧な造りによって、豊かな香りと奥行きのある味わいを実現しています。

口に含むと、ジュニパーベリーの力強い香りに続いて、柑橘の爽やかさとスパイスのニュアンスが広がり、なめらかで上品な余韻が続きます。ジントニックでは華やかな香りが際立ち、マティーニやネグローニなどのクラシックカクテルでもその個性を存分に楽しめます。本格的なロンドンドライジンを味わいたい方や、クラフトジンの魅力を知りたい方におすすめの1本です。

・タイプ:ロンドンドライジン(クラフトジン)
・おすすめ:クラフトジン好き・香りを楽しみたい方・本格派の方
・飲み方:ジントニック・マティーニ・ネグローニ

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン(クラフトジン)
原料ジュニパーベリー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

ジンクス オールドトムジン

ジンクス オールドトムジン


🍸 やさしい甘みが魅力の伝統的なオールドトムジン

ジンクス オールドトムジンは、18世紀のイギリスで親しまれていた「オールドトムジン」のスタイルを現代に再現した1本です。ロンドンドライジンよりもほのかな甘みがあり、ジュニパーベリーを中心に、スウィートオレンジピールやコリアンダーなどのボタニカルが織りなす、やわらかく華やかな香りが特徴です。ドライジンのキレのある味わいと、オールドトムならではのまろやかな口当たりのバランスが良く、ジン初心者でも親しみやすい仕上がりになっています。

口に含むと、柑橘の爽やかな香りと穏やかな甘みが広がり、ジュニパーの心地よい風味が余韻を引き締めます。ストレートやロックでも飲みやすく、トム・コリンズやマルティネスなどのクラシックカクテルでは、オールドトムジンならではの豊かな味わいを楽しめます。伝統的なジンのスタイルを気軽に味わいたい方におすすめの1本です。

・タイプ:オールドトムジン
・おすすめ:初心者・甘みのあるジンが好きな方・クラシックカクテルを楽しみたい方
・飲み方:トム・コリンズ・マルティネス・ロック

項目内容
生産国イギリス
種類オールド・トム・ ジン
原料ジュニパーベリー、スウィートオレンジピール等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや淡麗

ヘイマンズ オールドトム ジン

ヘイマンズ オールドトム ジン


🍸 伝統のレシピを受け継ぐ老舗オールドトムジン

ヘイマンズ オールドトム ジンは、150年以上にわたりジン造りを続けるイギリスの老舗「ヘイマンズ」が、19世紀のレシピをもとに復刻したオールドトムジンです。ジュニパーベリーを中心に、コリアンダーやレモンピール、オレンジピールなど10種類のボタニカルを使用し、ロンドンドライジンよりもやや甘みを持たせた、まろやかな味わいが特徴です。伝統的な製法を守りながら造られており、クラシックジンの魅力を現代に伝える1本として高く評価されています。

口に含むと、ジュニパーの爽やかな香りに柑橘のフレッシュさとほのかな甘みが調和し、なめらかで奥行きのある味わいが広がります。トム・コリンズやマルティネスなどのクラシックカクテルとの相性はもちろん、ジントニックでもやさしい甘みと豊かな香りを楽しめます。オールドトムジンを初めて飲む方から、本格的なクラシックジンを味わいたい方まで幅広くおすすめできる1本です。

・タイプ:オールドトムジン
・おすすめ:初心者・クラシックカクテルを楽しみたい方・やさしい甘みが好きな方
・飲み方:トム・コリンズ・マルティネス・ジントニック

項目内容
生産国イギリス
種類オールド・トム・ ジン
原料ジュニパーベリー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

プリマス・ジン 41.2°

プリマス・ジン 41.2°


🍸 英国伝統の味を受け継ぐ唯一無二のプリマスジン

プリマス・ジンは、イングランド南西部の港町プリマスで造られる伝統的なジンです。1793年創業のブラック・フライアーズ蒸留所で現在も製造されており、「プリマスジン」の名称は地理的表示(GI)によって保護されています。ジュニパーベリーを中心に、コリアンダー、カルダモン、レモンピール、オレンジピールなど7種類のボタニカルを使用し、ロンドンドライジンよりもジュニパーの主張をやや抑えた、まろやかでバランスの良い味わいが特徴です。

口に含むと、柑橘の爽やかな香りとほのかなスパイス感が広がり、やわらかな口当たりとコクのある余韻を楽しめます。ストレートやロックでも飲みやすく、マティーニやギムレットなどのクラシックカクテルでは、素材の個性を引き立てる上品な味わいを発揮します。英国の伝統を感じられる、本格派ジンを味わいたい方におすすめの1本です。

・タイプ:プリマスジン
・おすすめ:本格派・ストレートでも楽しみたい方・クラシックカクテル好き
・飲み方:ストレート・ロック・マティーニ・ギムレット

項目内容
生産国イギリス
種類プリマス・ ジン
原料ジュニパーベリー、コリアンダー等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇
PLYMOUTH GIN (プリマス・ジン)
¥2,419 (2026/02/19 16:23時点 | Amazon調べ)

マスター オブ モルト バスタブ ジン

マスター オブ モルト バスタブ ジン


🍸 ボタニカルの個性を存分に味わえるコンパウンドジン

マスター オブ モルト バスタブ ジンは、イギリスの「Master of Malt」が手掛けるプレミアムコンパウンドジンです。一般的なロンドンドライジンのように再蒸留するのではなく、高品質なドライジンにジュニパーベリーやオレンジピール、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモンなどのボタニカルをじっくり浸漬する「コンパウンド製法」で造られています。この製法により、ボタニカル本来の香りや風味をダイレクトに感じられる、力強く個性的な味わいが魅力です。

口に含むと、ジュニパーベリーの豊かな香りに続き、シナモンやカルダモンなどのスパイス、柑橘の爽やかなニュアンスが幾重にも広がります。濃厚で複雑な香りを楽しめるため、ジントニックやネグローニでは個性が際立ち、ストレートでもボタニカルの奥深さを堪能できます。クラシックなロンドンドライジンとはひと味違う、香り豊かなクラフトジンを楽しみたい方におすすめの1本です。

・タイプ:コンパウンドジン(バスタブジン)
・おすすめ:クラフトジン好き・香りを楽しみたい方・個性的なジンを探している方
・飲み方:ジントニック・ネグローニ・ストレート

項目内容
生産国イギリス
種類コンパウンド・ジン
原料ジュニパーベリー、シナモン等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

タンカレー No. TEN


🍸 柑橘が華やかに香るタンカレー最高峰のプレミアムジン

タンカレー No. TENは、世界中のバーテンダーから高い評価を受けるタンカレーのプレミアムモデルです。名前の由来は、蒸留に使用される小型の銅製ポットスチル「Tiny Ten(タイニーテン)」。ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリスの伝統的な4種類のボタニカルに加え、グレープフルーツ、ライム、オレンジなどのフレッシュな柑橘類とカモミールを使用し、世界で初めて生の柑橘類を蒸留工程に取り入れたウルトラプレミアムジンとして知られています。

口に含むと、みずみずしいシトラスの香りとジュニパーベリーの爽快感が美しく調和し、なめらかで上品な口当たりが広がります。余韻にはほのかなフローラルさが感じられ、ジントニックはもちろん、ドライマティーニではその繊細でエレガントな個性を存分に楽しめます。特別な日の一杯や、ワンランク上のロンドンドライジンを味わいたい方におすすめの1本です。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:プレミアムジンを楽しみたい方・香り重視・本格派
・飲み方:ドライマティーニ・ジントニック・ストレート

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリス等
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

ヘンドリックス


🍸 キュウリとバラが香る個性派クラフトジン

ヘンドリックス ジンは、スコットランドで造られる世界的に人気のプレミアムクラフトジンです。伝統的なベネットスチルとカーター・ヘッドスチルという2種類の蒸留器を使い分ける独自の製法を採用し、ジュニパーベリーをはじめ11種類のボタニカルに加え、蒸留後にキュウリとブルガリアンローズのエッセンスを加えることで、他にはない華やかで上品な香りを生み出しています。その独創的な味わいから、世界のバーやジン愛好家の間で高い評価を受けている1本です。

口に含むと、ジュニパーの爽やかさに続いて、バラの優雅な香りとキュウリのみずみずしい風味が広がり、なめらかで奥行きのある味わいを楽しめます。ジントニックではキュウリをガーニッシュに添えるのが定番で、爽快感と華やかな香りが一層引き立ちます。クラシックなロンドンドライジンとはひと味違う、個性的なクラフトジンを味わいたい方におすすめの1本です。

・タイプ:クラフトジン
・おすすめ:香りを楽しみたい方・個性的なジンが好きな方・クラフトジン愛好家
・飲み方:ジントニック・ジンソーダ・マティーニ

項目内容
生産国イギリス
種類クラフトジン
原料ジュニパーベリー等11種類
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

ブルドッグ ロンドン ドライ ジン


🍸 モダンな味わいが魅力のプレミアムロンドンドライジン

ブルドッグ ジンは、2007年にイギリスで誕生したプレミアムロンドンドライジンです。ジュニパーベリーをベースに、ラベンダー、ドラゴンアイ(龍眼)、ホワイトポピー、レモンピール、リコリスなど世界各地から厳選した12種類のボタニカルを使用しています。伝統的なロンドンドライジンの製法を守りながらも、現代的で洗練された味わいに仕上げられており、スタイリッシュなブラックボトルとともに世界中で人気を集めています。

口に含むと、ジュニパーの爽やかな香りに柑橘のフレッシュさとラベンダーの華やかなニュアンスが重なり、なめらかでバランスの良い味わいが広がります。クセが少なく飲みやすいため、ジントニックではボタニカルの豊かな香りを存分に楽しめます。また、ジンソーダやマティーニでも上品な個性を感じられ、初心者からジン愛好家まで幅広くおすすめできるモダンなイギリスジンです。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:初心者・香りを楽しみたい方・モダンなジンが好きな方
・飲み方:ジントニック・ジンソーダ・マティーニ

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー等11種類
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

スター・オブ・ボンベイ


🍸 地中海レモンが香るプレミアムロンドンドライジン

ボンベイ・サファイア プレミアクリュは、ボンベイ・サファイアのプレミアムシリーズとして誕生したロンドンドライジンです。スペイン・ムルシア地方産の希少なフィノレモンを主役に、マンダリンやスイートオレンジなど厳選した柑橘類を使用し、ボンベイ・サファイアならではの10種類のボタニカルと組み合わせることで、爽やかで華やかな香りを実現しています。ベーパー・インフュージョン(蒸気抽出)製法により、フレッシュな柑橘の個性を繊細に引き出したプレミアムジンです。

口に含むと、みずみずしいレモンやマンダリンの香りが広がり、ジュニパーベリーの爽快感とバランスよく調和します。柑橘の心地よい酸味とやわらかな甘みが感じられ、後味はすっきりと上品です。ジントニックではフレッシュなシトラスの香りが一層引き立ち、ジンソーダやマティーニでも爽快な味わいを楽しめます。柑橘系の香りが好きな方や、ワンランク上のボンベイ・サファイアを味わいたい方におすすめの1本です。

・タイプ:ロンドンドライジン
・おすすめ:柑橘系の香りが好きな方・プレミアムジンを楽しみたい方・ボンベイファン
・飲み方:ジントニック・ジンソーダ・マティーニ

項目内容
生産国イギリス
種類ドライ・ジン
原料ジュニパーベリー等10種類
甘辛度やや辛口
香りやや華やか
味わいやや芳醇

迷ったらこの3本

初めての方や迷った方は、まずこの3本から選べば間違いありません。

・初心者 → ゴードン
・王道 → タンカレー
・香り重視 → ボンベイ・サファイア

イギリスジンの楽しみ方

イギリスジンは、さまざまな飲み方で楽しめるのも魅力です。

・ジントニック(王道)
・ジンソーダ(すっきり)
・マティーニ(本格派)

詳しい飲み方はこちら
👉 ジンの飲み方

カクテルを楽しみたい方はこちら
👉 ジンカクテル記事

イギリスジンQ&A

Q1. イギリスジンとはどんなお酒ですか?

イギリスジンとは、世界中で親しまれているジンのスタンダードを築いた本場のジンです。特に「ロンドンドライジン」は現在のジンの基準とされ、ジュニパーベリーを中心とした爽やかな香りと、クリアでドライな味わいが特徴です。


Q2. ロンドンドライジンとは何ですか?

ロンドンドライジンは、甘味料をほとんど加えずに造られる伝統的なジンのスタイルです。名前に「ロンドン」と付いていますが、現在ではロンドン以外でも製法の基準を満たせば名乗ることができます。ジントニックやマティーニなど、多くのカクテルのベースとして使われています。


Q3. 初心者におすすめのイギリスジンはどれですか?

初めてイギリスジンを飲む方には、「ゴードン」「タンカレー」「ビーフィーター」がおすすめです。いずれもクセが少なくバランスの良い味わいで、ジントニックやジンソーダでも美味しく楽しめます。


Q4. イギリスジンはどんな飲み方がおすすめですか?

イギリスジンは、ジントニックやジンソーダで爽やかな香りを楽しむのがおすすめです。また、マティーニやギムレットなどのクラシックカクテルにもよく使われ、ボタニカルの個性を存分に味わえます。


Q5. イギリスジンとオランダジン(ジュネヴァ)の違いは何ですか?

イギリスジンは、ジュニパーベリーやボタニカルの香りを前面に出した、クリアでドライな味わいが特徴です。一方、オランダジン(ジュネヴァ)はモルトスピリッツをベースに造られるため、穀物由来のコクややさしい甘みがあります。ジンのルーツはオランダにありますが、現在のスタンダードなジンのスタイルを確立したのはイギリスです。

まとめ

イギリスジンは、現在世界中で親しまれているジンのスタンダードを築いた本場のジンです。

爽やかなジュニパーベリーの香りとクリアでドライな味わいが特徴で、ジントニックやジンソーダ、マティーニなど幅広い飲み方を楽しめます。また、伝統的なロンドンドライジンから個性豊かなクラフトジンまで、多彩な味わいを選べるのも魅力です。

初めてイギリスジンを飲む方には「ゴードン」や「タンカレー」、香り豊かなジンを楽しみたい方には「ボンベイ・サファイア」や「シップスミス」がおすすめです。

イギリス王室でもジンは親しまれており、故エリザベス2世はジンを使ったカクテルを楽しんでいたことで知られています。長い歴史と伝統を持つイギリスジンは、初心者からジン愛好家まで幅広く楽しめる奥深いお酒です。ぜひ自分好みの1本を見つけて、本場ならではの味わいを堪能してみてください。

関連記事

ジンをさらに詳しく知りたい方はこちら
・ジンとは
・ジンの種類
・ジンの飲み方
・ジンおすすめランキング
・ジャパニーズクラフトジンのおすすめ
・ オランダジンの記事はコチラ
・ ドイツジンの記事はコチラ

ジンをまとめて知りたい方はこちら
👉 ジンの基礎・種類・飲み方・おすすめを一覧で見る

他の洋酒も知りたい方はこちら
👉 ウォッカ
👉 ラム
👉 テキーラ

洋酒全体の基礎はこちら
👉 洋酒ガイド