日本酒の作り方|初心者でもわかる製造工程と味の違いの理由
現在、世界からも注目されている日本酒。
しかし「どうやって造られているのか?」を知る機会は意外と少ないのではないでしょうか。
日本酒は、米・水・麹・酵母というシンプルな原料から、長い工程を経て造られます。そしてその工程こそが、味わいの違いを生み出しています。
この記事では、日本酒の製造工程を初心者にもわかりやすく解説します。
工程を理解することで、日本酒選びがぐっと楽しくなります。
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日本酒の作り方の全体像

日本酒の製造工程は大きく分けて以下の流れです。イラストでは細かい工程で分けられていますが、まずは大きな流れを理解しましょう。
- 精米
- 洗米・浸漬・蒸米
- 製麹(麹づくり)
- 酒母づくり
- 醪(もろみ)発酵
- 上槽(搾り)
- 濾過・火入れ・貯蔵
✔ この流れを理解するだけで、ラベルの意味が分かるようになります
精米|味を決める最初の工程
精米とは、お米の外側を削る工程です。
表面にあるタンパク質や脂質を取り除くことで、雑味の少ない日本酒に仕上がります。
■ 精米歩合とは
「精米歩合」とは、どれだけ米を削ったかを示す数値です。
- 60% → 40%削っている
- 50% → 半分削っている
✔ よく磨くほど
・香りが華やか
・雑味が少ない
洗米・浸漬・蒸米|仕込みの土台づくり

この工程は、お米に適切な水分を含ませる重要な作業です。
- 洗米 → 糠を落とす
- 浸漬 → 水を吸わせる
- 蒸米 → 酵素が働きやすくする
✔ ここでの水分量が、その後の仕上がりを大きく左右します
製麹|日本酒の核となる工程

麹とは、蒸米に麹菌を繁殖させたものです。
この麹が
✔ デンプン → 糖
に変える役割を持っています。
つまり、日本酒造りにおいて最も重要な工程です。
酒母|酵母を増やす工程

酒母は、酵母を大量に増やすための工程です。
ここで増えた酵母が
✔ 糖 → アルコール
に変えていきます。
✔ 日本酒の発酵の土台になる重要な工程です
醪(もろみ)|日本酒が生まれる瞬間

酒母・麹・蒸米・水を加えて発酵させたものが「醪」です。
ここで行われるのが、日本酒特有の
✔ 並行複発酵
- 糖化(麹)
- 発酵(酵母)
を同時に行う技術です。
✔ これが日本酒の高いアルコール度数を生みます
上槽(搾り)|日本酒と酒粕に分ける

袋吊り

自動圧搾機
醪を搾ることで、日本酒が完成します。
主な方法は3つ
- 槽(ふね)
- 袋吊り
- 自動圧搾機
✔ 搾り方によって味わいも変わります
濾過・火入れ・貯蔵|仕上げの工程

搾った日本酒は、さらに調整されます。
- 濾過 → 透明にする
- 火入れ → 殺菌
- 貯蔵 → 熟成
✔ この工程で味が整います
日本酒の作り方で味が変わる理由
ここまでの工程によって、日本酒の味は変わります。
- 精米 → すっきり or コク
- 麹 → 甘み・旨み
- 発酵 → 香り
- 搾り → 透明感
✔ つまり
工程=味の違い
まとめ
日本酒は
- 米
- 水
- 麹
- 酵母
というシンプルな原料から、長い工程を経て造られます。
この工程を知ることで、日本酒のラベルや味わいの違いが理解できるようになります。
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