リキュールの選び方|初心者向けに種類・味・飲み方からわかりやすく解説

リキュールには、カシスやピーチなどの果実系をはじめ、香草・薬草系、ナッツ・種子系、コーヒー・カカオ系、クリーム系など、さまざまな種類があります。
選択肢が豊富だからこそ、初めて選ぶときには「種類が多すぎて、どれを買えばいいのかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。
リキュールを選ぶときは、いきなり銘柄から探すのではなく、種類・味わいや香り・飲み方・作りたいカクテル・アルコール度数・容量などから候補を絞っていくと、自分に合ったものを見つけやすくなります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすいように、リキュールを選ぶときのポイントを種類や味わい、飲み方など目的別に解説します。自宅で楽しむリキュール選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
リキュール選びで迷ったら何を基準にする?
リキュールは種類や銘柄が豊富ですが、最初からすべての商品を比較する必要はありません。
まずは、次のようなポイントから自分の好みや目的を整理してみましょう。
- どんな味や香りが好きか
- どのような飲み方で楽しみたいか
- 作りたいカクテルがあるか
- アルコール度数はどの程度がよいか
- どのくらいの量を使うか
たとえば、フルーティーな香りや果実感を楽しみたいなら果実系、カルーアミルクを作りたいならコーヒーリキュールというように、好みや目的が決まると候補を絞りやすくなります。
また、ソーダ割りやミルク割りなど、飲みたいスタイルから選ぶのもひとつの方法です。
特に初めてリキュールを選ぶ場合は、「どのリキュールが有名か」だけで決めるのではなく、「自分がどのように楽しみたいか」から考えることが、自分に合った一本を見つけるポイントです。リキュールが有名か」よりも「自分がどう楽しみたいか」から考えることが選びやすさにつながります。
リキュールの種類から選ぶ
リキュールは、使われる素材や香味の特徴によって、果実系や香草・薬草系、ナッツ・種子系など、さまざまなタイプに分けて紹介されます。
種類によって香りや味わい、相性のよい飲み方も異なるため、自分の好みや楽しみ方に合ったタイプから探すと選びやすくなります。
ここでは分類そのものではなく、それぞれがどのような好みや楽しみ方に向いているのかを見ていきましょう。
果実系リキュール
果実系リキュールは、フルーティーな香りや果実の風味を楽しみたい方におすすめです。
カシス、ピーチ、ライチ、オレンジなどさまざまなタイプがあり、使われる果実や商品によって甘さや酸味、香りの印象も異なります。
ソーダやジュースを使ったカクテルにも取り入れやすく、カシスオレンジやファジーネーブルなど、果実の風味を生かしたカクテルを作りたい方にも選択肢が豊富です。
香草・薬草系リキュール
ハーブや香草、薬草などの複雑な香りや苦味を楽しみたい方には、香草・薬草系が候補になります。
商品によって個性の幅が広く、爽やかな香りを楽しめるものから、苦味やスパイス感、複雑な風味を特徴とするものまでさまざまです。
甘さだけでなく、ハーブの香りやほろ苦さを楽しみたい方はチェックしてみるとよいでしょう。
ナッツ・種子系リキュール
ナッツや種子などに由来する香ばしさやコクのある風味を楽しみたい方には、ナッツ・種子系が候補になります。
ヘーゼルナッツを使ったものや、杏仁を思わせる香りを持つアマレットなどがあり、商品によってさまざまな風味を楽しめます。
そのまま味わうほか、ミルクなどと合わせて楽しみたい方にも選択肢があります。
コーヒー・カカオ系リキュール
コーヒーやカカオの香ばしい風味やコクを楽しみたい方に向いているのが、コーヒー・カカオ系リキュールです。
甘く濃厚な味わいの商品もあり、ミルクなどと組み合わせて楽しめるものもあります。
カルーアミルクのようなカクテルを自宅で作りたい方は、コーヒーリキュールから選ぶと目的に合った一本を見つけやすいでしょう。
クリーム系リキュール
クリーミーでまろやかな口当たりや、濃厚な味わいを楽しみたい方には、クリーム系リキュールがあります。
そのまま味わうほか、氷を入れてロックにしたり、コーヒーなどと合わせたりと、商品に応じてさまざまな楽しみ方があります。
クリーム系は商品によって保存方法が異なるため、購入するときはボトルの表示やメーカーが案内する保存方法も確認しておきましょう。
その他の個性的なリキュール
リキュールには、紅茶や花、卵など、さまざまな素材の特徴を生かした商品もあります。
定番の果実系や香草・薬草系などとは違った香りや味わいを楽しみたい方は、使われている素材に注目して選ぶのもひとつの方法です。
リキュールの分類や各タイプの特徴について詳しく知りたい方は、「リキュールの種類を解説|果実系・香草系などの分類と特徴」もあわせてご覧ください。
味わい・香りから選ぶ
リキュールは同じ種類でも、商品によって甘さや酸味、苦味、香りの強さ、コクなどが異なります。
そのため、「果実系だから甘い」「香草・薬草系だから苦い」といった種類だけで判断するのではなく、自分が好きな味わいや香りを基準に選ぶのもおすすめです。
普段好んでいる飲み物やカクテルの味を思い浮かべながら、好みに近いものを探してみましょう。
甘さで選ぶ
甘みのあるお酒を楽しみたい方は、果実系やコーヒー・カカオ系、クリーム系などから探すと候補を見つけやすくなります。
ただし、同じ種類のリキュールでも甘さの感じ方は商品によって異なります。 苦味や酸味、香りとのバランスによっても印象は変わるため、商品説明なども確認して選びましょう。
また、カクテルにする場合は、ジュースやシロップなど一緒に使う材料によって完成した一杯の甘さも変わります。リキュール単体だけでなく、どのような飲み方をしたいかまで考えて選ぶのがポイントです。
フルーティーさで選ぶ
果実の華やかな香りや風味を楽しみたい方は、果実系リキュールから探してみましょう。
カシスやピーチ、ライチ、オレンジなど、使われる果実によって香りや甘み、酸味などの印象が異なります。
ソーダやジュースと組み合わせて楽しめるものも多いため、好きな果物や作りたいカクテルから選ぶのもひとつの方法です。
ハーブやスパイスの香りで選ぶ
甘さだけでなく、ハーブやスパイスの複雑な香りやほろ苦さを楽しみたい方は、香草・薬草系をチェックしてみましょう。
使われる素材や製法によって個性が大きく異なり、爽やかな香りを持つものから、苦味やスパイス感が印象的なものまでさまざまです。
カクテルの材料として使われるものも多いため、香りや苦味に特徴のある一杯を楽しみたい方にも選択肢があります。
コクやクリーミーさで選ぶ
濃厚な味わいやまろやかな口当たりを楽しみたい方は、コーヒー・カカオ系やナッツ・種子系、クリーム系などから探してみましょう。
香ばしさやコクを楽しめるもの、クリーミーな口当たりを特徴とするものなど、商品によって個性はさまざまです。
そのまま味わうだけでなく、ミルクやコーヒーなどと組み合わせて楽しみたい方も、相性を確認しながら選ぶとよいでしょう。
飲み方から選ぶ
リキュールは、ストレートやロック、ソーダ割り、ジュース割り、カクテルなど、さまざまな方法で楽しめます。
そのため、「どのように飲みたいか」を先に決めてから、それに合ったリキュールを探すのも選びやすい方法です。
ロックやストレートで楽しむ
リキュールそのものの香りや味わいを楽しみたい方は、ストレートやロックで味わうことを前提に選んでみましょう。
商品によって甘さや苦味、香りの強さ、アルコール度数などが異なるため、自分の好みに合った味わいかどうかを確認することがポイントです。
また、リキュールにはアルコール度数の高い商品もあるため、購入前にラベルなどで度数も確認しておきましょう。
ソーダやジュースで割る
ソーダやジュースで割って楽しみたい場合は、合わせたい割り材との相性から選ぶのがおすすめです。
たとえば、果実系リキュールには炭酸水やオレンジジュースなどと組み合わせて楽しめるものがあります。
同じ果実系でも香りや甘さは商品によって異なるため、どのような味に仕上げたいかを考えながら選んでみましょう。
ミルクで割る
ミルク割りを楽しみたい方は、コーヒー・カカオ系やナッツ・種子系など、ミルクとの組み合わせを楽しめるリキュールから探す方法があります。
カルーアミルクのように、使いたいリキュールが決まっているカクテルから選ぶのもわかりやすい方法です。
なお、リキュールによってはミルクとの相性や適した割り方が異なるため、商品ごとのおすすめの飲み方も確認してみましょう。
カクテルに使う
カクテル作りが目的なら、作りたいカクテルを決めてから、レシピに必要なリキュールを選ぶのがわかりやすい方法です。
たとえば、カシスオレンジならカシスリキュール、ファジーネーブルならピーチリキュールというように、カクテルが決まれば必要な種類も絞りやすくなります。
さらに、1本でどのようなカクテルを作れるのかを確認しておくと、購入後の楽しみ方も広げやすくなります。
リキュールのさまざまな楽しみ方について詳しく知りたい方は、「リキュールの飲み方|ロック・ソーダ割り・ジュース割りなど初心者向けに解説」もあわせてご覧ください。
作りたいカクテルから選ぶ
作りたいカクテルが決まっている場合は、飲みたいカクテルから逆算して必要なリキュールを選ぶのがわかりやすい方法です。
たとえば、自宅でカシスオレンジを作りたいならカシスリキュール、ファジーネーブルを作りたいならピーチリキュールというように、カクテルから考えることで必要なリキュールを絞り込めます。
代表的な組み合わせを見てみましょう。
| 作りたいカクテル | 選ぶリキュールの例 |
|---|---|
| カシスオレンジ | カシスリキュール |
| ファジーネーブル | ピーチリキュール |
| カルーアミルク | コーヒーリキュール |
| カンパリソーダ | カンパリ |
| アマレットジンジャー | アマレット |
この方法なら、リキュールの種類や銘柄に詳しくなくても、「自分が何を飲みたいか」から必要な一本を探すことができます。
また、ひとつのリキュールから複数のカクテルを作れる場合もあります。購入前に、そのリキュールを使ってほかにどのようなカクテルを作れるのか確認しておくと、一本をより幅広く楽しめます。
具体的なカクテルの材料や分量、作り方を知りたい方は、「リキュールカクテルおすすめ21選|定番・人気レシピを種類別に紹介」もあわせてご覧ください。
アルコール度数から選ぶ
リキュールを選ぶときは、アルコール度数も確認しておきたいポイントです。
リキュールのアルコール度数は商品によって幅があり、同じ種類でも銘柄によって異なる場合があります。また、甘く口当たりのよいリキュールでも、必ずしもアルコール度数が低いとは限りません。
そのため、購入するときは味わいや香りだけで判断せず、ボトルや商品情報に表示されているアルコール度数を確認して選びましょう。
ストレートやロックで楽しみたい場合は原液の度数がそのまま飲み口に関わりますが、ソーダやジュース、ミルクなどで割る場合は、割る量によって完成した一杯のアルコール度数が変わります。
自分がどのような飲み方で楽しみたいのかも考えながら、無理なく楽しめる度数や飲み方を選ぶことが大切です。
容量から選ぶ
リキュールを選ぶときは、価格だけでなく、ボトルの容量と使用頻度も確認しておきましょう。
同じリキュールでも複数の容量が用意されている場合があります。初めて試すのか、カクテル作りで頻繁に使うのかなど、自分がどのくらい使う予定なのかを考えて選ぶことがポイントです。
初めてなら小容量も選択肢
初めて購入するリキュールは、実際に飲んでみるまで自分の好みに合うかわからないこともあります。
小容量の商品が用意されている場合は、まず少ない量から試してみるのもひとつの方法です。
特に複数の種類や銘柄を試してみたい方は、価格だけでなく、使い切りやすさも考えて容量を選ぶとよいでしょう。
カクテルをよく作るなら使用頻度も考える
自宅で頻繁にカクテルを作る場合は、一度に使う量や使用頻度に合わせて容量を選ぶとよいでしょう。
一方で、カクテルに使う量が少なかったり、飲む機会が限られていたりする場合は、大容量の商品を選ぶと長期間残ってしまうこともあります。
容量が大きいほど単純に選びやすいとは限りません。「どのくらいの頻度で、どのくらい使うのか」「無理なく使い切れそうか」まで考えて選ぶことが、自分に合った容量を見つけるポイントです。
初心者が最初の1本を選ぶなら?
初めてリキュールを購入する場合は、難しく考えすぎず、自分の好きな味や飲み方、作りたいカクテルから選ぶのがおすすめです。
「初心者には必ずこのリキュールがよい」というものではありません。まずは自分がどのように楽しみたいのかを考えてみると、候補を絞りやすくなります。
目安として、次のような選び方があります。
| 好み・目的 | 選び方の例 |
|---|---|
| 甘くフルーティーな味わいが好き | カシス・ピーチ・ライチなどの果実系 |
| ソーダ割りで楽しみたい | 果実系や香草・薬草系など、ソーダと合わせやすいもの |
| ミルク割りを楽しみたい | コーヒー・カカオ系、ナッツ・種子系など |
| カシスオレンジを作りたい | カシスリキュール |
| カルーアミルクを作りたい | コーヒーリキュール |
| ほろ苦い味わいが好き | ビター系や香草・薬草系 |
| 個性的な香りを楽しみたい | 香草・薬草系など |
特に作りたいカクテルが決まっている場合は、レシピに必要なリキュールから選ぶのがわかりやすい方法です。
一方、まだ飲み方が決まっていない場合は、好きな果物や香り、甘さ、苦味などから候補を探してみましょう。最初の1本だからといって定番だけにこだわらず、自分が「飲んでみたい」と思える味わいや楽しみ方を基準にすることが大切です。
リキュール選びで確認しておきたいポイント
リキュールを購入するときは、味わいや価格、容量だけでなく、保存方法や開栓後の扱いも確認しておくことが大切です。
リキュールは使われる原料や製法が多様なため、すべての商品を同じ方法で保存できるとは限りません。常温で保管できるものもあれば、商品によっては開栓後の保存方法に注意が必要なものもあります。
特にクリームや乳製品などを含むリキュールは、商品によって開栓後に冷蔵保存が必要になる場合があります。
購入するときや開栓したときは、
- ボトルに記載された表示
- 商品パッケージの注意事項
- メーカー公式の保存方法や案内
などを確認し、その商品に適した方法で保存しましょう。
また、飲む機会が少ない場合やカクテルに少量ずつ使う場合は、保存方法だけでなく、無理なく使い切れそうな容量かどうかも確認しておくと安心です。。
リキュールの選び方に関するよくある質問(FAQ)
初心者におすすめのリキュールは?
初心者だからといって、特定の種類のリキュールを選ぶ必要はありません。
フルーティーな味わいが好きなら果実系、カルーアミルクを作りたいならコーヒーリキュールというように、自分の好みや飲み方、作りたいカクテルから選ぶのがおすすめです。
初めて購入する場合は、「どんな味が好きか」「どのように飲みたいか」から考えると候補を絞りやすくなります。
リキュールは何を基準に選べばいいですか?
リキュールは、種類、味わいや香り、飲み方、作りたいカクテル、アルコール度数、容量などを基準に選べます。
すべての項目を比較する必要はありません。まずは自分が重視したいポイントを決めて、そこから候補を絞っていくと選びやすくなります。
カクテル用のリキュールはどう選びますか?
カクテル作りが目的なら、作りたいカクテルのレシピから必要なリキュールを確認するのがわかりやすい方法です。
たとえば、カシスオレンジならカシスリキュール、ファジーネーブルならピーチリキュール、カルーアミルクならコーヒーリキュールを使います。
購入前に、そのリキュールを使ってほかにどのようなカクテルを作れるのか確認しておくと、楽しみ方も広げやすくなります。
甘くないリキュールもありますか?
リキュールには、甘さを感じにくいものや、苦味・香草の風味が前面に出るものもあります。
ハーブや薬草を使ったものなど、甘味だけでなく、苦味や複雑な香りを特徴とする商品もあります。
味わいは商品によって大きく異なるため、商品説明やメーカー情報を確認して選びましょう。
リキュールのアルコール度数はどれくらいですか?
リキュールのアルコール度数は、種類や商品によって幅があります。
一律に「○%程度」と考えるのではなく、購入する商品のラベルや商品情報に表示されているアルコール度数を確認するのが確実です。
また、ソーダやジュースなどで割る場合は、割る割合によって完成した一杯のアルコール度数も変わります。
開封したリキュールはどのくらい保存できますか?
開封後に保存できる期間は、リキュールの原料や製法、商品、保存状態などによって異なります。
特にクリームや乳製品などを含む商品では、開栓後の保存方法に注意が必要な場合があります。
一律の保存期間で判断せず、ボトルや商品パッケージの表示、メーカーが案内する開栓後の保存方法や期間を確認するようにしましょう。
まとめ
リキュールは種類や銘柄が豊富ですが、すべての商品を比較する必要はありません。
初めて選ぶときは、種類・味わいや香り・飲み方・作りたいカクテル・アルコール度数・容量などから、自分が重視したいポイントを考えると候補を絞りやすくなります。
特に迷ったときは、
- どんな味や香りが好きか
- どのような飲み方で楽しみたいか
- どんなカクテルを作りたいか
という3つから考えてみるとよいでしょう。
たとえば、カシスオレンジを作りたいならカシスリキュール、カルーアミルクを作りたいならコーヒーリキュールというように、飲みたい一杯から逆算して選ぶのもわかりやすい方法です。
「初心者だからこの種類」と決めつけるのではなく、自分の好みや目的に合ったリキュールを選び、ロックやソーダ割り、カクテルなどさまざまなスタイルで楽しんでみてください。
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